干場義雅さんから学ぶ、良質なジャケットの選び方(後編)

要約・書評

こんにちは。

筋トレ×ファッションブログ

運営部のマー君です。

今日は干場義雅さんから学ぶ、良質なジャケットの選び方(後編)というテーマでやっていきます。

はじめに。

本日は前回に引き続きはこちらの本の解説ブログです。

 

前回までの復習

ジャケット選びのポイント11点のうち前回は

  1. 生地選びは打ち込みがしっかりとしたもの
  2. マニカカミーチャ
  3. ナチュラルショルダー
  4. 左右の肩幅の5mmオーバー
  5. 3つボタン段返り
  6. 肩幅は顔幅の3倍くらいの大きさ

以上の6点まで解説してきました。

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干場義雅さんから学ぶ、良質なジャケットの選び方(前編)

今回の記事が後編となっていますが前編は見なくても大丈夫なくらい有益な情報となっています。

なのでもし今回の後編の記事を読んでみて、ためになるなと思ったら是非前編の方もみてください。

ジャケット選びのポイント後半戦

そして今日は後編としまして

  1. ラペル幅は7.5~8cm
  2. 胸ポケットは乳頭の上
  3. 裏地は滑りのいいキュプラ地
  4. 袖口の4つボタンが重ならないように
  5. 袖口本開き

以上5点について解説していきます。

ラペル幅は7.5~8cm

ラペルとはジャケットの襟の部分のことを言います。

ラペルはスーツの印象を大きく左右する部分でもあり、いい仕立てを見極めるポイントになります。

その中でサイズも大きすぎたり小さすぎたりせず、一番安定感のある幅が7.5〜8cmだそうです。

また流行によってラペルの幅や形をコロコロ変えてしまうブランドはあまりオススメできないとも言っています。

上襟と下襟を区切るゴージラインも高すぎず、低すぎず鎖骨の下に収まるものを選択しましょう。

ゴージラインは試着することでなんとなくの位置は把握できますが、店頭でラペル幅を定規などで測ることはできないので極端に大きすぎたり小さすぎたりするものを選ばないようにしましょう。

胸ポケットは乳頭の上、形は箱ポケットかバルカポケット

胸ポケットの位置はラペルとの密接な関係にあり、重要視するポイントの一つです。

なぜ乳頭の位置がいいのか、それはポケットチーフを入れた時、その位置が高すぎると安定感がなくなってしまうからです。

既製品のジャケットを買う際に胸ポケットのお直しは後からできないため、試着の時点で見極めるしかありません。

極端に位置が高いものや低いものを選ばなければ大丈夫でしょう。

ジャケパン用のジャケットでポケットチーフを入れることはないのでは?と思いそうですがパーティーだったり結婚式の二次会等ではジャケパンにチーフを挟んで出席しても大丈夫です。

その意味ではどちらにも対応できる形を選んでおくのがベストだと思われます。

ポケットの形は箱ポケットやバルカポケットを選ぶ方が間違いなさそうです。

パッチポケットを選ぶとよりカジュアルな印象になります。

この辺も実際に試着してみてどんな印象で着たいのかを決めていきましょう。

裏地は滑りの良いキュプラ

本書では総裏地でキャプラ仕立てに、と書かれておりますがジャケパン用のジャケットならば総裏地である必要はないと感じております。

総裏地のものだとビジネス感が強くなってしまいますので、そこは若干カジュアルに落とし込みましょう。

袖の部分のみ裏地があるタイプがありますのでそちらを選んでいけば良いです。

写真を見てもらうと袖を捲ったところには裏地があり、背中の部分に裏地がないのが分かると思います。

また裏地はキャプラのものだと

  • 袖を通した時の滑りが良く動かしやすい
  • 滑りが良いため着脱もスムーズ
  • 光沢があり高級感がある

等メリットがたくさんありますのでキュプラのものを選びましょう。

袖口の4つボタンが重ならないように

ビジネススタイルでは袖口の4つボタンは重ねならないほうが良いと干場さんは言っています。

ボタンが重なっているとボタン同士がぶつかり合い割れてしまうリスク等も考えると重ねないほうがいいとのことです。

ならばジャケパンに関してはどうなのか、僕の意見はそれは本人が着たい雰囲気に合わせればよいです。

一般的に

  • 4つボタンを重ねるスタイル=イタリア
  • 4つボタンを重ねないスタイル=イギリス

と言われています。

そもそもは4つボタンを離すスタイルが一般的です。

ジャケットを長く大切に扱うイギリス人がクリーニング等を繰り返し長く着用した結果、袖が若干縮みボタンが重なっていってしまったそうです。

それを見たイタリア人が4つボタンが重なっている姿こそ粋だと感じたため既製品でも初めから重ねて作るようになったといわれています。

なのでどちらが正解というのはありません。

  • イギリスの老舗ブランド、マッキントッシュ等で購入するときはボタンを離す。
  • タリアトーレ等、イタリアのブランドでジャケットを購入するときはボタンを重ねる。

このように使い分けてみても面白いですね。

袖口本開き(本切羽)

袖口の基本は本切羽のものを選びましょう。

本切羽とはジャケットの袖口がボタンによって開閉できるもののことです。

↓ボタンを全止めした状態

↓ボタンを全開放した状態

既製品の中には、袖口にボタンはついているもののボタン全てが飾りという場合も少なくありません。

また、いいジャケットというのは購入した後に本切羽にするか否かをお直しでやってもらう必要があります。

そのようなジャケットの場合はボタンも何もついていなくて糸で止まっていることが多いですので販売時ではその姿が正解になります。

注意しましょう。

本切羽のメリット

  • 購入者の体型に合わせて袖の長さを自由に変えられる
  • 本切羽を外し、腕をまくれる(サッと手を洗える)
  • 袖の長さを変えられるため子どもへの引き継ぎもできてしまう

等があります。

最後は少し極端ですが服を大切にするイギリスでは子どもに譲るという古い習慣があるそうです。

その時に腕の長さが違っていても継承できるようになっているそうです。

いかにもイギリスらしい文化で粋な部分を感じますね。

記事のまとめ

今日の記事のまとめです。

今回は干場義雅さんから学ぶ、良質なジャケットの選び方(後編)というテーマでやってきました。

ジャケット選びのポイントを復習すると

  1. 生地選びは打ち込みがしっかりとしたもの
  2. マニカカミーチャ
  3. ナチュラルショルダー
  4. 左右の肩幅の5mmオーバー
  5. 3つボタン段返り
  6. 肩幅は顔幅の3倍くらいの大きさ
  7. そして今日は後編としまして
  8. ラペル幅は7.5~8cm
  9. 胸ポケットは乳頭の上
  10. 裏地は滑りのいいキュプラ地
  11. 袖口の4つボタンが重ならないように
  12. 袖口本開き

以上11点でした。

是非あなたのジャケット選びのバイブルとして活用してください。

そしてこれらを活用するとアウトレットでの掘り出し物商品の見極めにも非常に重宝します。

余り名の知れていないイタリアのブランドでもこれらを観察することで物の良しあしが分かり、最高峰の技術が扱われたものがとんでもなく安い値段で買えてしまうことができます。

アウトレットに行くのも数倍楽しめるようになるので、今回の内容を何度も見直して頭の中に叩き込んでおきましょう。

それでは今日も終わりたいと思います。

今日もありがとうございました。

ジャズドリーム長島行ってらっしゃい!

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